新着情報

2025年4月3日 4月1日〜4月3日にアイルランド ダブリンで開催されたGFSIカンファレンスの日毎のハイライトが公開されました。次のリンクからMyGFSIの記事をご覧ください。(1日目2日目3日目)英文ですが、ページ右上端の言語選択で日本語に翻訳できます。
2025年1月23日 ”Benchmarking and Harmonisation Working Group”の新たなメンバーの募集が開始されました。当ワーキンググループが作成したベンチマーク要求事項バージョン2024が昨年末に公開されましたが、今回はベンチマーク要求事項の今後を検討することが目的です。締め切りは2月20日(木)です。詳細は、MyGFSIの当該記事(こちらのページ)をご覧ください。英文ですが、ページ右上端の言語選択で日本語に翻訳できます。
2025年1月20日 食品安全監査員の専門能力開発フレームワークに寄せられた意見とそれに対するフィードバックが公開されました。MyGFSIの記事はこちらのページからご覧ください。英文ですが、ページ右上端の言語選択で日本語に翻訳できます。寄せられた意見とそれぞれに対するフィードバックはこちら(表紙・前書き意見・フィードバック)からダウンロードできます。
2024年12月20日 GFSIベンチマーク要求事項バージョン2024が公開されました。MyGFSIの記事はこちらのページからご覧ください。英文ですが、ページ右上端の言語選択で日本語に翻訳できます。ベンチマーク要求事項のダウンロードはこちらから。
2024年12月10日 認証規格の新バージョンが発行された際に、GFSIによる承認の前から新バージョンに基づく審査が行われている事例が世界的に認められています。それに関するGFSIの見解と対応が発表されました。内容については、こちらのページからご覧ください。英文ですが、ページ右上端の言語選択で日本語に翻訳できます。FAQも発信されています。

過去の新着情報リストはこちらです。

GFSIとは?

GFSI(Global Food Safety Initiative:世界食品安全イニシアチブ)は、フードサプライチェーンを構成する食品事業者、食品規格に係る国際機関、認証機関、学術機関など、食品安全の専門家が集まり、世界規模で食品安全を改善する活動に取り組んでいる非営利団体です。

GFSIの運営母体は、CGF(The Consumer Goods Forum)です。

こちらの動画でGFSIの概要をご覧いただけます。

  0:00 – GFSI設立の背景
  0:38 – GFSIとは?
  0:51 – 食品安全は非競争分野!
  1:14 – GFSIのビジョン・ミッション・戦略
  1:52 – GFSIの取り組み:GFSI承認スキーム
  3:01 – GFSIの取り組み:グローバルマーケットプログラム
  3:30 – GFSIの地域活動〜GFSI日本ローカルグループ

GFSIの設立の経緯

 

 1990年代、世界中でBSE、ダイオキシン、リステリア菌による汚染など、深刻な食品事故が相次ぎ、リコールが多発しました。また、世界中では約400もの食品安全に関する認証規格が乱立し、食品事業者、特に製造現場では度重なる監査で時間・コストの負担も増え、疲弊していました。
原材料の調達や食品の流通がグローバル化する中、世界の経営者たちは安全な食品を消費者に確実に提供するため、これらの問題を連携して解決することに合意し、2000年5月にGFSI(Global Food Safety Initiative)が設立されました。

 

ビジョン

Safe food for people everywhere

すべての人々に安全な食品を提供する

 

ミッション

世界中の人々へ安全な食品を確実に届けるために、

食品安全マネジメントシステムの継続的改善を行う。

GFSIの活動の柱


資料ダウンロード用リンク:ベンチマーク要求事項
                                                   グローバル・マーケット・プログラム(氏名とパスワードの登録 register が必要です。)

“GFSIベンチマーク要求事項”への適合度を確認しGFSI承認を与える( GFSI-recognised)ことで、その食品安全認証規格が国際的に求められる基準を備えていることを公表しています。世界に数ある規格の中でGFSIが承認したものを一つ取得すれば、そのセクターでは世界のすべてのステークホルダーに受け入れられる状態を目指しています。

 

”GFSIベンチマーク要求事項”(Benchmarking Requirements)とは?

 食品安全を改善するために、食品安全認証規格とその管理に求められる要件を定義したものです。
ISOやコーデックス規格等の国際基準をベースに、専門家の意見や業界の最新の声を取り入れています。
農産、水産、畜産から加工を経て保管・配送まで、各セクター(業種・業態)別に定義されています。
数年ごとに改訂を行い、環境変化や社会のニーズに対応しています。

”GFSIベンチマーク要求事項”のダウンロードはこちら

食品安全認証(第三者認証)のしくみとGFSIの役割についての参考資料はこちら

GFSIに対する三つの誤解

誤解1 GFSIが食品事業者に対して認証を行なっている。 ❌

「GFSI認証」という言葉を見聞きすることがあるように、GFSIが認証を行なっているという誤解が存在します。認証プログラムを保有しているのは認証プログラムオーナー(CPO)、認証を行うのは認証機関(CB)です。 GFSIは各認証プログラムのベンチマークは行いますが、自ら認証プログラムを保有したり、認証を提供することは行っていません 。参考資料はこちら

誤解2 GFSIは認証プログラムオーナー(CPO)を承認している。  ❌

GFSIは、CPOから申請のあった個別の認証プログラムをGFSIベンチマーク要求事項に基づいて評価し、そのプログラムに対して承認を与えています。CPOを承認することで、そのCPOが保有する認証プログラムがGFSI承認となるのではありません。例)JFS-C:GFSI承認、JFS-B:GFSI承認なし

誤解3 GFSIが承認した認証プログラムの認証を取得すれば二者監査をやらなくて良い。 ❌

GFSIが承認した認証プログラム(第三者認証)は食品安全のための要求事項を提供しています。一方、二者監査では個別製品の品質を含む顧客/ブランドの差別化要因なども監査対象に含まれます。よって、第三者認証の取得は二者監査の食品安全部分の効率化にはつながりますが、二者監査全体を省略できることにはなりません。詳細については、「第三者監査と第二者監査の補完的役割に関するGFSIの見解」(日本語参考訳)をご覧ください。

GFSIが承認(GFSI-recognised)した認証プログラムのオーナー一覧


各認証規格がカバーするセクター ver.2020.1対応(2024年5月現在)

AⅠ:動物の飼育、AⅡ:魚類の養殖、BⅠ:植物の栽培、BⅡ:穀類・豆類の栽培、BⅢ:植物性食品の加工前処理、 C0:動物性食品の加工前処理、CⅠ:動物性生鮮食品の加工、CⅡ:植物性生鮮食品の加工、CⅢ:動・植物性生鮮食品の加工(混合物)、CⅣ:常温保存食品の加工、 D:飼料の製造、E:ケータリング、FⅠ:小売り/卸、FⅡ:食品ブローカー/エージェント、G:保管/配送、I:容器/包装、K: (生物)化学物質の製造

認証セクター →


GFSI承認
食品安全規格

AⅠ

AⅡ

BⅠ

BⅡ

BⅢ

C0

CⅠ

CⅡ

CⅢ

CⅣ

D

E

FⅠ

FⅡ

G

I

K

ASIA GAP

                           

FSSC22000

             

GLOBAL G.A.P.

                           

JFS-C

            ●               

SQF (Safe Quality Food)

         

BRCGS Global Food Safety Standard

             

IFS(International Featured Standards)

             

Canada GAP

                             

Freshcare

                           

Global Seafood Alliance

                               

GRMS (Global Red Meat Standard)

                             

PrimusGFS

                   

efi(Equitable Food Initiative)

                             

GRMA(Global Retailer & Manufacturer Alliance)

                               

 

グローバル・マーケット・プログラム(GMaP)

 

グローバル・マーケット・プログラム(GMaP)とは、食品安全管理の仕組みを導入していきたい企業を対象にして、3ステップで食品安全管理の知識、実務を向上させるためのプログラムです。

GFSI承認規格(GFSI-recognised certification)の認証を取得するには、設備などの改修が必要な場合などもあり、認証取得までに多くの時間や手間がかかってしまう場合があります。
そのため、GFSIではまずは取り組みやすい内容から段階的に食品安全管理の仕組みを構築できるよう、グローバル・マーケット・プログラム(GMaP)を無料で提供しています。          

このグローバル・マーケット・プログラム(GMaP)を活用することにより、最終的には、GFSI承認規格(GFSI-recognised certification)の認証を取得できるまでに参加企業がレベルアップすることを目指しています。

 

 

グローバル・マーケット・プログラムのダウンロードはこちら(氏名とパスワードの登録 register が必要です。)

GFSIの紹介ビデオも是非ご覧ください。

日本での活動はこちら → GFSI日本ローカルグループ

資料のダウンロードはこちら → GFSIベンチマーク要求事項
                
グローバル・マーケット・プログラム(氏名とパスワードの登録 register が必要です。)
                第三者監査と第二者監査の補完的役割に関するGFSIの見解(日本語参考訳)
                                                         
食品安全文化 GFSIの見解書(日本語参考訳)

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