• Search

【目標】

JSLG(日本サステナビリティローカルグループ)・循環経済ワーキンググループでは、先進的にプラスチックの循環利用を推進してきた日本企業の技術や知恵に加えて日本社会の資源循環システムの利点をグローバルに発信し、様々な地域で参考となり、活用されることを目指しています。

【目的】

従来より、日本では食品や日用品の容器包装において仕様の統一化や詰め替え、中身の濃縮化などのユニークな手法でプラスチック使用料削減に取り組んできました。また、消費者や自治体と連携した細やかな回収リサイクルシステムにより、世界でも飛びぬけて高い回収率やリサイクル率を達成しています。このような成果の背景には、もったいないをベースとした日本の消費者の高い環境意識と生活スタイル、自治体のインフラ整備やごみ回収、企業の技術開発力があリます。JSLG・循環経済WGでは、日本の企業アライアンスならではの活動として日本のベストプラクティスを的確に世界に発信し、サーキュラーエコノミーやごみ問題の課題解決に貢献することを目的としています。

【参画メンバー】

味の素株式会社

アサヒグループホールディングス株式会社

花王株式会社

キリンホールディングス株式会社

サントリーホールディングス株式会社

DNVビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社

日本生活協同組合連合会

ネスレ日本株式会社

株式会社Mizkan Holdings

株式会社三菱総合研究所

株式会社ローソン

ダノンジャパン株式会社(オブザーバー参加)

【ワーキンググループ活動成果 第1フェーズ(2018~2019)】

活動内容:

本ワーキンググループへ参加する企業のプラスチックに対する取り組みを業界別にまとめ公表しました。加えて、日本のユニークなプラスチック使用量削減活動や高い回収率/リサイクル率を生み出してきたリサイクルシステムの要点をまとめ、CGFでグローバルに発信しました。

1. 日本の技術を取りまとめて専門誌に投稿

雑誌:『環境情報科学』48巻3号(2018)
【特集】プラスチック資源循環の現状と戦略
演題:プラスチック製容器包装における企業の取り組み(執筆:グループリーダー)

概要:日本における包装容器の廃棄物に対する法基盤が整備され、特に容器包装リサイクル法は、消費者は廃棄容器を分別排出する、自治体は分別収集する、企業は再商品化する、という三者の役割分担を定義し、三者が一体となって容器包装廃棄物の削減とリサイクルに取り組むことを明記しました。 この様な状況の中、企業では容器包装の環境適合性を向上させる取り組みが真摯に積み重ねられ、容器包装の環境配慮設計のための自主基準やガイドラインがまとめられ、関連工業会において包装容器素材のマーク付与の取り組みもなされました。製造工場においても、捨てられる容器包装材の削減などに力が注がれました。また、企業間の連携、あるいは、自治体、NGOなどと協力して、消費者への環境啓発活動にも注力してきました。 これらの背景の中、各業界(飲料、食品、トイレタリー、流通)における企業の取り組みについて詳しく紹介しました。

2. CGF サステナビリティ・リテール・サミット(2018/10/26)で花王の持続可能な包装容器戦略(花王株式会社)を発表

概要:トイレタリー製品の包装容器のプラスチック使用量の削減のため製品の濃縮化、コンパクト化、つめかえ・つけかえ製品を普及することにより、その削減に努めてきました。中でも、つめかえ製品は通称つめかえパウチと呼ばれ、プラスチック使用量をボトル容器の約6分の1に抑えられ、その普及率は84%にまで登り、1995年の容器包装プラスチックの使用量調査開始から2017年では75%(約90,000トン)の大幅なプラスチック削減効果を示しました。さらにつめかえ容器の使い勝手の向上、つめかえ容器のリサイクルについて紹介しました。

3. CGF サステナビリティ・リテール・サミット(2019/10/24)で日本のPETボトルのリサイクルについて(キリンホールディングス株式会社)を発表

概要:日本における飲料用PETボトルは非常に高い回収率(92.2%)およびリサイクル率(84.8%)であり、その要因としては容器包装リサイクル法による自治体での回収や自動販売機横の回収ボックスによる回収、また1992年に策定した「PETボトル自主設計ガイドライン」によるリサイクルが挙げられます。「PETボトル自主設計ガイドライン」について詳しく紹介し、将来のPETボトルのリサイクルはビジョンとしてボトル to ボトルへの100%クローズドループを目指していることを発表しました。 上記CGF サステナビリティ・リテール・サミットでの2件の発表はとても高い評価を受けたことから、日本独特の包装容器のプラスチック使用量の削減、リサイクルによる廃棄物の削減の取り組みが欧米の先進諸国よりも秀でたものであることが見て取れました。

【ワーキンググループ活動成果 第2フェーズ(2020~2021)】

活動内容:

第2フェーズは、次なるベストプラクティスの発信につなげるための情報を仕込む時期と位置づけ、CGF加盟企業の特長を活かした生活スタイルや消費者意識の調査・解析を深めました。得た知見をメンバー各社の新しい製品やサービス開発の参考とすることによりベストプラクティスを誘導することが狙いでした。

具体的には、WGメンバーがいままで培ってきた技術や知識、関係する団体や自治体からの情報、あるいはグローバル企業の多様な視点を紹介し合いました。
*調査項目:消費者意識、リサイクル実態、行政施策、改善の取り組み、リサイクル材・バイオ素材の活用 等

次期第3フェーズ(2022~)では、第2フェーズで得た情報をメンバー各社が活用しビジネスで実践、成果はグローバルに発信していく予定です。
*発信先:CGFサステナビリティリテールサミット、各種国際会議、NGO(CLOMA等)への提案等

<JSLG・循環経済WGが注力していく/貢献できる領域>

【第2フェーズでのワーキンググループメンバーからの紹介事例】

【ワーキンググループ の今後の活動 第3フェーズ(2022~)】

活動予定:

第2フェーズの勉強会での情報をメンバー各社の新しい製品やサービス開発の参考とします。各社にて新たな商品やビジネス、社会活動などへの応用を検討し新たな知見として、成果をグローバルに情報発信することを検討します。

本ウェブサイトに関するお問い合わせ先は  こちら